長生きしたいなら医者より歯医者|デンタルケア
PRESIDENT(プレジデント)2019年8/2号の(「若返り」入門)にて
「長生きしたいなら医者より歯医者」
という強烈なタイトルの記事がありました。
その中で歯のケアを怠ると命に関わること、歯周病菌が血管を通じてからだ中を通ること、そして、歯周病のひとは医療費が高くなる傾向を指摘されています。
長生きしたいなら医者より歯医者に定期的に通い、歯を健康な状態に保とうという話しです。
虫歯であれば痛いために気づくことができますが、歯周病は知らず知らずの間に進行します。
(歯磨きで血が出る方は特に要注意です)
歯肉炎→歯周病→歯槽膿漏→歯の消失・・・・恐ろしいですね!
かくいう私も歯の健診の際に虫歯だけでなく、歯周病を指摘されてかなり歯医者で脅されました。
歯の悪化をきっかけとして様々な病気になってしまうこと、歳をとったときに歯がなくなってしまい食べ物がおいしく感じられなくなるばかりでなく、顔の見た目が年齢以上に老けてしまうことなど。
恐くなり「歯周病」について色々と調べてみたところ、かなりメジャーな病気で、20代で75%、30代で80%のひとがかかっているようです。
歯周病が原因で口臭を発してしまうと自分だけでなく、周りにも迷惑をかけることになります。
その歯周病について歯医者に指導されたこと、自分で調べたことから下記の4つの対策に効果が高いと考えています。
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毎日、歯の一本一本を意識して磨く
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歯と歯の間を綺麗にする(デンタルフロス、歯間ブラシ、糸ようじ)
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フッ素、キシリトールを摂る
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定期的な歯のメンテナンス(クリーニング)
もともと歯のメンテナンスは半年に1度通っており、1〜3の対策を毎日実施した結果、その次の健診で歯医者さんから、
「よく磨けていますね!これからも続けてください。問題なし。」と言われて嬉しかったです。
毎日、歯の一本一本を意識して磨く
みなさんは歯を毎日何回磨いていますか。せめて、朝と眠る前の2回は磨きたいものです。
朝磨くと口臭の予防にもなります。
眠っている間に口の中で菌が繁殖しますので、朝ごはんを食べない方でも歯を磨きましょう。
(どんなに朝忙しくてもせめてうがいはしたい)
そして、歯は一本一本形が異なっており、歯ぐきとの接触の仕方も違うものです。
また、前歯と奥歯でも磨き方が変わります。
適当に磨いていると間違いなく上手に磨けていません。
その、うまく磨けていないところから、虫歯になったり、歯周病になったりします。
歯は想像ではうまく磨けませんので、口を開けて鏡を見て、特に歯と歯の間、歯ぐきの間、歯の裏側を意識して磨きます。
歯と歯の間を綺麗にする(デンタルフロス、歯間ブラシ、糸ようじ)
どんなに歯磨きに時間をかけても取り除けないのが、歯と歯の間に挟まった、食べかす、歯垢(プラーク)です。
これを綺麗にしないということは、手洗いで指と指の間を洗わないようなものです。きたないですね。
ただ、少し時間がかかるため、朝の忙しいときには難しいですし、お昼に職場や学校など外出先でやるのは気が引けます。
オススメはやはり眠る前です。
私はまず普通に歯磨きしたあとで、デンタルフロスを使って歯の間を綺麗にします。
時間があるときはさらにかるく歯磨きします。
デンタルフロスは驚くほど食べかすや歯垢(プラーク)が取れます。
今までそれをそこに残していたとは、、、と感じるかと思います。
私はデンタルフロスを使っていますが、効果としては歯間ブラシや糸ようじも同じなため、ご自身が使いやすいものがよいです。
また、正しい使い方をしないと逆に歯ぐきなどを痛めてしまうため、デンタルフロスの使い方は歯医者さんで教えてもらえますので、ぜひ尋ねてみましょう。
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フッ素、キシリトールを摂る
虫歯になりにくくするもの、口内環境を整えるものを定期的に摂取するのも効果があります。
歯医者さんでは治療やクリーニングのあとに「フッ素」を塗ってくれますが、多くの歯磨き粉にも多少含まれています。
私が使っている歯磨き粉は「ライオンのチェックアップ」で、フッ素を強化したものです。これを使い始めてから虫歯になっていないためオススメです。
一般的な歯磨き粉より量が多く、一年ぐらいもっています。
ただ、体内に入れるのはあまり良くないようですので、ちゃんと磨いたらゆすいでください。
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一方、「キシリトール」というとガムを想像する方が多いかと思います。
キシリトールを摂ると虫歯になりにくいというのは臨床研究で証明されているようです。
(妊婦さんがキシリトールを多めに摂ると、赤ちゃんが虫歯になりにくくなる、とも、聞きました。)
一般的にお店で売られているキシリトールガムでも効果はありますが、私は人工甘味料(合成甘味料)が含まれてしまっていることが気になります。
人工甘味料は歴史が浅く、人体への影響が分かりきっていないため、摂らないに越したことはありません。
代表的な人工甘味料には、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなどがあります。
これらはカロリーゼロと謳うことができ、さらに砂糖より安価であるため砂糖の代替として使われることが多いです。
ただ、うまく消化されないため、結局は砂糖より太るとも聞きまし、後味が人工的です。
もはや、さまざまな食品に使われているためゼロにはできませんが、可能な限り摂取を減らしたいものです。
一方でキシリトールやステビアは天然のものであるため、安心して摂取をすることができます。
実は甘味料としてキシリトール100%というガムが歯科専用であるんです。
私は歯医者さんの受付にあるのを見つけました!
これなら安心して食べられるだけでなく、少ないガムの量で多くのキシリトールを摂取することができます。
気になる点としては他の甘味料が入っていないため、比較的、噛んでいると味がなくなるのが早いです。
味がなくなっても噛み続けることが苦ではない方にオススメです。
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定期的な歯のメンテナンス(クリーニング)
歯医者には健診や虫歯のときなどの治療が必要なときしかいかないものと思っている方は多いかと思います。
毎日しっかりと磨いているつもりでも、どうしても磨けない部分があるため、定期的(3〜6ヶ月に1回程度)に歯医者で歯のメンテナンス(クリーニング)をしてもらう必要があります。
歯のメンテナンスは保険適用で2,000〜3,000円程度です。子供の場合は地域によって医療費補助で無料となります。
歯のメンテナンスは歯科助手さんが歯石の除去、器具を使った歯磨き、歯間をデンタルフロスで綺麗に、そして虫歯のチェックをしてくれます。
このタイミングで歯科助手さんがきになるところがあればコメントをもらえたり、歯磨きやデンタルフロスの使い方などを教えてもらうことができます。
その後に歯医者さんが現れてしっかりと歯をチェックし、軽い虫歯であればその場で治してくれることもあります。
最後にフッ素を塗って終わり。という流れとなります。
「歯医者」と聞くと恐いイメージがあるかもしれませんが、何も痛いことがなく恐くありません。
ただ、歯を大きく開けることを続けなければならないため、あごは疲れます。
以上で4つの対策をご紹介しましたがいかがでしょうか。
1つでもお試しいただいて持続できれば、健康的な長生きに一歩近くものと考えています。