体温を上げて免疫力をアップして風邪がひきにくいからだにする
自分は風邪をひきやすい体質だなと思っていらっしゃる方は多いかもしれません。
熱っぽい時に体温を測ることは多いですが、元気な時の平熱はどのくらいでしょうか。
(ご自身の平熱がわからない方はぜひ測ってみてください)
36.5度以上あれば健康体と言えます。
それより下回っていると「低体温」と言われます。
低体温状態だと免疫力が低下し、風邪はもちろん、さまざまな病気にかかりやすくなるようです。
風邪をひいて熱が出るのは、からだが強制的に熱を上げて免疫力をアップして、ウイルスや菌と戦うからです。
普段の平熱を上げることができれば、常にからだが強化された状態となり、風邪の予防にも、治癒を早めることにもなります。
強いからだになれば、多少ウイルスや菌が侵入してもやっつけることができ、知らないうちに病気にならない状態が続くはずです。
それではどうすれば体温をアップすることができるのでしょうか
私は大きく2つあると考えています。
- 筋力をアップして基礎代謝をあげる
- からだを温める、冷たいものを控える
1.筋力をアップして基礎代謝をあげる
からだの中で体温をあげるのは筋肉となります。
そして、からだの筋肉の中で下半身が全体の70%を占めています。そのため、下半身の筋肉を鍛えることが効率的です。
普段からジョギングなどをしていたり、立ったり歩いたりすることが多いお仕事、スポーツをされている方はそれを継続いただければよいと思います。
一方で、運動が苦手で定期的には何もしていない、デスクワークが中心という方は危険です。
何か無理して運動をしようとしても続きませんし、運動で得た筋肉は、運動を止めるとなくなります。
そのため、普段の生活の導線にかるい運動(からだに負荷をかける)を取り入れるのがいいかな、と考えています。
例えば、下記のようなことができます。
- エスカレーターから階段に切り替える
- エレベーターの前後1階の移動は階段に切り替える
- デスクワークで1時間に1回は立ち上がる
- ゴミを捨てるときに少し遠いゴミ箱に捨てる
- 短めの会議は立ってやる
- 駅やお店などに向かうときに少し遠回りする
- 少し遠いお店でランチを食べる
と言ったように、「歩く」時間を少し長くしていくことが近道です。
2.からだを温める、冷たいものを控える
こちらはイメージがつきやすい方が多いかと思いますが、普段の生活の中で物理的に温まる、冷たいものを避けるということになります。
例えば下記のようなことをすると体温を上げる、もしくは下げることを避けることができます。
- マスクをする(肌着1毎分の効果)
- 首、手首、足首が外気にさらされる面積を小さくする
- ひざかけなどで下半身を温める
- アイスコーヒーからホットコーヒーに変える
- お水からお白湯(お湯)に変える
- 毎日お風呂に入る
- 暖かいパジャマなどを着ておふとんをかけて窓を閉めて寝る
- 食事は温かいものを選ぶ(レンジでチンもOK)
- 寒いところに長時間いない
- 冷たいお酒から温かいお酒に切り替える
なんだか当たり前と思われるようなことも書いてしまいましたが、積み重ねが大事です。秋や冬だけでなく、暑い夏場であってもお気をつけください。
どれもひとつで絶大な効果があるわけではありませんが、積み重ねることで結果的に体温が低下することを軽減し、免疫がアップし、風邪やその他の病気にかかりにくくなると信じています。
何か一つでもお試しいただけますと幸いです。新しいものを始めるより、いましていることを少し変える方がかんたんかもしれません。
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